入社3ヶ月目でVALUE賞を受賞。前職でギネスを更新したトップセールスが、ユーティルに転職した理由

株式会社ユーティル AI BPO事業部 フィールドセールスとして活躍する浜田匠さん。前職では4年間SaaS事業の営業として実績を積み、入社3年目には社内最高記録を達成するなど、トップセールスとして活躍されていました。そんな浜田さんが、なぜユーティルへの転職を決意したのか。
今回は浜田さんの転職を支援した株式会社NALUの磯崎さんにもご参加いただき、転職エージェントの視点から見たユーティルという会社の魅力や、浜田さんとのマッチング支援についてもお話を伺いました。「志を叶え合い、誇りの波及を生み続ける」というビジョンを掲げるNALUが、なぜ浜田さんとユーティルのマッチングを確信したのか。転職活動から入社後の感想まで、両者の視点から詳しくお話を伺いました。
浜田 匠
株式会社ユーティル フィールドセールス
2025年4月1日入社。大学卒業後、2021年4月に株式会社インフォマートに入社し、4年間SaaS事業の営業として活躍。入社2年目で新人賞を受賞し、3年目には歴代20年間の社内最高記録を樹立。年間達成率200%で更新するなど、トップセールスとして実績を残す。ベンチャー企業での新たな挑戦を求め、2025年4月に株式会社ユーティルに転職。入社3ヶ月目で上半期でVALUE賞表彰を受けるなど、早くも成果を上げている。
磯崎 要
株式会社NALU
「志を叶え合い、誇りの波及を生み続ける」というビジョンを掲げ、一人ひとりの志を最大限発揮できるフィールドとのマッチングを大切にする人材紹介事業「Climbers」を展開。机上の論理ではなく、候補者と企業双方との密なコミュニケーションを通じて、真のマッチングを追求する転職支援のプロフェッショナル。今回、浜田さんの転職を全面的にサポートした。
4年のSaaS営業で築いた「トップセールス」への軌跡
ーー前職ではどのような業務をされていたのでしょうか?
浜田:SaaSを取り扱うIT企業で、主に飲食店やホテル、食品に関わる卸業者様やメーカーさんに対して、新規営業をしていました。効率化を図る発注システムや、卸業者様が注文を受ける受注システムの販売が主な業務でしたね。
ーー営業スタイルはどのような感じでしたか?
浜田:地方はDXがまだまだ浸透していないところもあって、先進的な企業さんからご紹介をいただいたり、組合に入り込みながら営業していました。アウトバウンドもやっていましたが、正直あまり得意ではなく社内での紹介やお客様からの紹介で商談数を上げていくことに注力していました。
ーー4年間で大変だったことはありますか?
浜田:営業の数字に日々追われるというよりも、お客様の日々のオペレーションを変える重要な提案になるので、お客様の現状フローを把握することと、現状の課題に対してどのようにシステムで解決するのかを考え抜くことが大変でした。またありがたいことにご契約いただく数がとても多かったので、お客様の現状フローと提案内容を社内へ共有し、お客様を安定稼働へ導き円滑に進めることも大変でした。
工夫したこととしては、営業ツールにしっかりと履歴を残すことと、タスクが誰のボールなのかを明確化すること。また誰がいつまでに何をするのかをしっかりとツールを駆使して管理していました。
ーー4年間でどのような実績を残されましたか?
浜田:ありがたいことに、入社2年目の時に新人賞をいただき、3年目のタイミングで歴代20年間の社内最高記録を年間達成率で200%達成することができました。
ーーそんな中でなぜ転職しようと思ったのでしょうか?
浜田:3、4年かけて一社会人としての基礎を学べる会社という目標で一社目を選んでいて、その目標が達成されたのが大きく転職を考えるきっかけでした。
実際、新卒の入社面接の時に「トップセールスになる」と宣言したことを覚えていて、実質3年目の時にそれが達成できたというのも転職を考える大きな軸になりました。
次にどういう会社に転職しようかと思った時に、この実績が自分の力としてどれだけ通用するのかというのに挑戦してみたかったんです。なので、ベンチャーを特に希望して探していました。
転職活動で出会った、運命のエージェント
ーー転職活動はどのように進められましたか?
浜田:前職が当時800〜1000人弱くらいの規模感だったので、社員数でいうと半数以下、30人とか十数名のスタートアップも視野に入れていました。とりあえず会社の社員数が少ないかどうかを一つの軸にしていましたね。
業界的なところでは、今までの知見や強みを活かすとやっぱりIT系に寄ってしまうところはあるんですが、そこに強いこだわりを持っていたわけではありませんでした。結果的にはそこに偏った転職活動になっていましたね。
ーー今回、転職エージェントであるNALU磯崎さん経由で、ユーティルに入社したと聞いています。お二人が出会ったきっかけは?
浜田:最初にコンタクトしていた転職エージェントとはあまり肌が合わないなということを、ある先輩に相談させていただいて、たまたまご縁でNALUの磯崎さんを紹介いただきました。そこから特に他の媒体やエージェントを使うことなく、磯崎さんにサポートをお任せしていました。
磯崎:その浜田さんの先輩さんから「実は後輩が転職活動をしています。あまり上手くいってなさそうなので、良かったらちょっと支援してもらえませんか?」と繋いでいただいたのがきっかけでした。
当社は「志を叶え合い、誇りの波及を生み続ける」というビジョンを掲げています。NALUという社名も「何々になりたい」という願望が由来の社名なんです。
つまり一人ひとりが「こうなりたい」「こんな人間になりたい」「こんなキャリアにしたい」という志を持っている方に対して、僕らがそれを実現できるサポートをさせていただくということをすごく大事にしているんです。
今はHRを中心に複数の事業を展開させていただいていて、フリーランスエージェントやエンジニアリソース事業なども行っています。
「あなた次第」の一言が決めた、駆け引きなしの選考体験
ーーユーティルとのやりとりで印象的だったエピソードはありますか?
磯崎:お取引させていただく数百社の中でも、トップ5には確実に入る密なコミュニケーションをさせていただけているのが印象的ですし、すごくありがたいです。
選考の前後でどんな方なのかという情報はもちろん、どんなお話ができるといいのか、選考後には実際にその面接の中でどんなお話をされて、どういうところが良さそうで、逆にどういうところが課題になるかもしれないけれど克服できそうか、その辺の結構細かいフィードバックをメッセージだったり電話でやり取りさせていただいています。
ーー浜田さんが、最終的にユーティルに入社を決めた理由は何だったのでしょうか?
浜田:磯崎さんが紹介してくれているのが大前提だったので、その中で選ぼうというのがまず大きかったです。最終的に決めた理由は大きく2つあって、まず一つがユーティルの代表である岩田さんから言われた言葉です。
僕が「将来何年後にはどうなれますか?」という質問に対して、「それはあなた次第で、会社はこういうビジョンを描いている」と言われました。一見投げやりな回答なのかなという捉え方をする人もいると思うんですが、僕自身が他力本願だったなということにすごく気づかされた一面でした。
もう一つは、会話をしていく上で一切の駆け引きがなかったことです。何回も選考を経験してきたので、「採用したい思いが強いと話を盛って伝えることもあるんだろうなと」感じていたところがありました。ユーティルに関しては、そういった側面を一切感じなかったことが決め手になりました。
ーー売り込まれている感がなかったということですね?
浜田:なかったです。一切の駆け引きなくストレートに気持ちを伝えてくれました。そういう環境や人と働くことで、多分自分の今後のキャリアや生活、仕事をしていく上ですごくポジティブなことしかない未来を描けたのが、入社の最終的な決定打になりました。
圧倒的な問い合わせ数と、AI活動に衝撃を受けた
ーー実際に入ってみてどのような印象でしたか?
浜田:いい意味でのギャップがありました。実際に働く人や組織の雰囲気に関しては、オファー面談時のランチの際にある程度想像できたんですが、めちゃくちゃニーズがあり世の中にインパクトのある事業をやってることを入社してからすごく実感しました
毎日お客様からの数十件もの問い合わせが来て営業活動ができるという世界は前職では考えられませんでした。前職は問い合わせがそんなに来なくて、1日数件ぐらい。何十人も営業がいる中でリードが上の人から順番に振り分けられるような感じで、なかなか回ってこなかったんです。
想像を遥かに上回るぐらいの問い合わせがあって、僕にとっては信じられない世界観でした。
ーー営業として「打席に立てる数」が圧倒的ですよね。
浜田:そうですね。他にも、AIをものすごく活用しているなということ、発想が結構大胆かつロジカルだなということ、意思決定がものすごく早いということに衝撃を受けました。
僕はユーティルに入って初めて仕事でAIに触れたんですよ。前職では導入されていなくて、ChatGPTがあることは知っていましたが、仕事でこうやって使えるという知見がなかったので、新鮮でした。
今は商談準備をAIに聞いてみたり、商談も必ず録音しているので、それを文字起こしして商談報告書を作ったり。そこからさらに振り返りという形でどうやったらそれが受注につながったのかをAIと壁打ちしています。
前職では商談報告書に大体1時間とか30分ぐらいかかっていたのが、2、3分で出てくるのは僕からすると革命的でした。また、新しい観点を得られたり、商談中にわからないことに対してどうやって提案したらいいかも、即座に教えてくれます。それをお客さんにパッと見せることで、「そんな短時間でそんなに意図を汲み取れるんだ」と感動してもらえるんです。
入社3ヶ月目でVALUE賞を獲得。高い需要がやりがいに
ーー現在の営業活動について教えてください。
浜田:主に中小企業、個人で事業をされている方、これから開業される方がターゲットになることが多いです。そういった方を支援する一つの手法としてホームページを一緒に作っていくことや、お客様が今後事業を拡大していくにあたっての集客や、採用の部分を支援させていただいています。
基本的にはマーケティングチームが取ってきたリードに対してインサイドセールスが商談を設定して、そこに対してフィールドセールスである僕たちが商談をしていく形です。商談としては1日5件前後ぐらいの商談数になることが多いですね。
ーー前職に比べて商談数はかなり増えていますよね。
浜田:はい。ただ、負担感は全然違います。まず商談時間が大体30分くらいに収まります。5商談といっても大体2時間半くらい。前はもう商談ががっつり1時間ぐらいだったので、売り方の違いや難易度の違い、スタイルの違いがあります。
ホームページに関しては結局、十人十色なので見えないものをどう伝えるか、そしてお客様と一緒に作っていくという未来を描くことが重要です。シンプルに作りたいか作りたくないかに加えて、ホームページの会社は山ほどあるので、誰に発注したいかという「誰に」の営業的な力が必要だなと思っています。
前職とは違って、無形の中の無形なので、そもそも誰に発注したいかという営業力、人間力がより求められると感じています。
ーー2025年6月の社員総会ではVALUE賞を獲得されていましたが、ユーティル入社して思う「やりがい」について教えてください。
浜田:やっぱりこれだけ需要がある事業をやっていることに対して、まずやりがいを感じています。それだけ中小企業のお客様が求めていることに対してやっている事業なので、お客様との接点数もものすごく多いし、すごくやりがいを感じます。
何がすごいかって、僕がお客様と会話して、結局出来上がったホームページを見た時に、「すごい素敵なホームページが短期間できるんだ」という感動体験ができること。初めて受注したホームページが完成した時は、お客様以上に僕が嬉しかったかもしれません。
経営をしている友達にもホームページのリンクと金額を送ったら、「これ凄いね、俺が作った3分の1以下でできるじゃん、3つホームページ作れるじゃん」みたいな反応をもらえて、やっぱり価値を感じていただけるサービスだと思っています。
いつかはプレイヤーを超えて、経営層へ
ーー今後の展望やチャレンジしたいことはありますか?
浜田:いつかはマネジメント層、いわゆる経営層へとチャレンジしていきたいですね。プレイヤーとして結果を出すことは素晴らしいことですが、やっぱり人の上に立って一緒に一つのチームで頑張っていく体験をしたいんです。
僕は中学・高校で部活のキャプテンをやらせてもらっていたのですが、当時は満足のいく結果を残せませんでした。人の上に立つことはものすごく大変でしたが、やりがいがあって忘れられない思い出があります。社会人になってもそういう経験をしていきたいと思っています。
ーー磯崎さんから見て、どんな人がユーティルにマッチすると思いますか?
磯崎:僕らの事業でご紹介した「志がある」「どんなキャリアにしたいという思いがある方」にとってすごくいいフィールドだと思います。
特に若い方にとってのキャリアでいくと、どんなフィールドでどれぐらいフルスイングできるかということがすごく大事だと思っています。中途半端なヒットよりも、超ホームランか超空振りの方が本当にキャリアにとってポジティブだと思っているんですね。ホームランじゃなくても超大打が狙える機会の多いところでフルスイングできるという意味で、すごくいいフィールドだと思っています。
最近色々なスタートアップ企業とお話をする中で、時折ビジネスビジョンを掲げている企業に出会う事があります。「これを掲げたらみんな集まって、事業が伸びるよね」という合理性でビジョンを掲げているみたいな。
以前と比べるとスタートアップにカネ・ヒトが集まるようになっていることは良いことだと思っているものの、せっかく若いうちからフルスイングするなら、経営陣が「これを実現できたら日本が変わる」ということを本気で信じてビジョンを掲げて、本気で実現のために挑戦しているフィールドでチャレンジした方が志を高められるという意味で絶対いいと思っています。そういう意味で、ユーティルは志がある方にとって、すごくいいフィールドだと思います。
「真面目でまっすぐな会社」で、一緒に頑張ろうぜ
ーー改めて、ユーティルでセールスとして働く魅力を教えてください。
浜田:圧倒的な場数が踏めるところですね。世の中のニーズにマッチしているtoBの事業だからこそ、打席に立てる回数は圧倒的です。それに経営者の方と同じ土俵で対等に、1日に何回も商談ができるんです。
しかも、成長したい人だったら、入社初日から商談するぐらいのスピード感で任せてくれます。そんな成長環境も、魅力の一つだと思いますね。
ーー最後に、入社を検討している方に向けてメッセージをお願いします。
浜田:「すごく真面目でまっすぐな会社だよ」と伝えたいですね。会社は自分のことを応援してくれますし、自分もお客様や関わる人のことを応援したいと心から思っています。そんなワクワクする環境だからこそ、毎日が楽しくて仕方ないです。「成長したいなら、ぜひ一緒に頑張ろうぜ」と言いたいですね。
あらゆる職種を積極採用中!
ユーティルの事業進捗はやりたいことに対してまだ「1合目」です。
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