【失敗事例共有】Wantedly採用でやったことの振り返りと反省

岩田 真 2017/9/14

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※毎度の注釈で恐縮ですが、本記事はWantedlyを批判する目的ではなく採用の失敗事例として、反省と共有が目的の記事です。Wantedlyをdisる記事のご期待の方は読まれないことをお勧めします。

直近採用に注力しておりまして、まずはWantedlyを運用しておりました。その中で、やったことやその効果を検討して振り返りと次に活かせるものはないか検討してみたいと思います〜

Wantedly導入の背景

価格が安い

やはり、最大の理由はこれです。これほど安い採用媒体ってあんまりないですね。。。

一番安いプランだと3万円/月で利用できるので、年間でも36万円です。なかなか予算のとれないベンチャーにとっては大変助かります。

ただ、安易に安いと考えるのではなく、ちゃんと「費用対効果あうのか」という観点で考えないとダメですね。。。結果無駄使いしてしまっては最初から高いの使ったほうがいいので。

目的の層にリーチできそう

ベンチャー界隈では非常に有名なので、ぼくらがジョインして欲しい「若い層」と「IT / Web界隈」が結構多そうだったからです。実際多いと思うので、これはいいなあと思っていました。

応援を集められる

これもベンチャー界隈では、知り合いの会社同士で応援しあう。みたいな風土ができあがりつつあるので、自分たちでも相応の「応援バズ」を作れると思ったからです。

どうしても大手の媒体だとプランによって優先表示とかが決まってしまいそうなので(勝手な偏見で実際はちゃんと調べてませんが・・・)、自分たちでちゃんと動いて「応援」してもらえれば、ちゃんと上位表示される仕組みはすごく素敵だなあと思いました。

実際にやったこと

実際にやったことを振り替えてみたいと思います。下記行うにあたり、岩田だけのリソースでは難しいので、週末起業的に協力者の方にお手伝いをしてもらいながら進めていました。近藤さん、その節は大変お世話になりました!!!本当にありがとうございました!

無料相談会に参加して文章を見てもらった

まず最初にやったことです。一通り会社の情報や募集案件の文章を書いたら、そのあと無料相談会に参加して、募集要項をチェックしてもらいました。

おおむね、いい感じじゃないですか?というお言葉をもらったのと、いくつかご指摘をいただいたのでそれに合わせて微調整を行いました。

応援バズ

特定の募集だけに狙いを定めて、ユーティルのお知り合いの方に1件1件応援をお願いしていきました。(その際、ご協力いただいた方々ありがとうございます!)

多いものだと応援数は100近く集まりました。

募集案件をこまめにリリース

途中からは、Wantedlyの新着のところに上位に表示されるように、週次で新規募集案件をリリースするようにしました。

内容は基本的には似たような内容なのですが、できるだけタイトルは変えて、「何が刺さるのか」を検証していきました。

ちなみに、効果があったかなあと個人的に思っているのは

【社長が会います!】という枕詞をつけることです。

実際、面談は全て自分でやっていたので嘘にはなりませんし、ベンチャーの社長と直で会えるというのがいいんですかね?数人の会社やから別に全然すごいことじゃないんですけどね笑

あとは

「事業を加速させる」とか「事業を伸ばす」というのは職種によっては良かった気がします。ベンチャーなので「事業全体に関わっていきたい!」という人は多いと思うので、それをアピールできる見え方ですね。

フィードで記事を上げていった

普段からこの「Utill Magazine」で記事を書いているので、その記事をWantedly用にカスタマイズする形で掲載していました。一番多く読読んでいただいた記事は数百PVの後半にいっていたので、それなりのリーチ数はあったんじゃないなかなと思います。

ちなみに記事に関しても

・ノウハウ系・知識系

・調べてみた系

が刺さりやすい傾向にありました。IR系の記事を書いたのですが、それはかなりの数FBでもシェアされていたみたいです。(ありがとうございます!)

ほんとは社員インタビュー系の記事を書きたかったんですが、、、リソースが足りず・・・ここは反省ポイントです・・・

結果と振り返り

結果

・インターン採用:1名

・ディレクター・デザイナー:0名(ただし内定は1名出しました。。。)

ちょっと寂しいですね。。。特に正社員が一人も雇えなかったのが大変悔しいです。。。

以下、分析・振り返りをしていきたいと思います。

振り返り

・PV数は集まった。が・・・

先ほど記載した施策によってPV数は結構集まりました。多い募集案件に関しては2,000PVを超えるものもありますし、全体的に募集案件は見られているかなという感じです。

とくに「応援バズ」を一番力をいれてやった翌週は1週間くらいはランキングのTOP20にいたこともあるので、(さらにその後1週間もランキング二桁台をキープしていました)「そもそも募集案件が見られていない」というわけではないと思います。

毎週送られてくる「トップ企業の平均値」という参考指標があるのですが、それをみるとPVも勝っていますし、ブックマーク(お気に入り登録)も同じくらいです。

ただ、1点だけ強烈にトップ企業に劣っているものがありました。。。

「応募数」です・・・・

つまり、募集案件閲覧から応募へのCVR(応募率)が異常に低いという結果になりました・・・・

反省

なぜユーティルの応募率が低いのか・・・をいろいろ考えてみた結果

下記のようなところが反省点かな〜と思います。

明確なペルソナを定義できていなかった。

ざっくり、デザイナーとディレクターに会いたい!という感じで進めていたのですが、

例えばデザイナーでも

・Webデザインなのか、グラフィックデザインなのか

・コーディングもするのか

みたいなスキル的な部分から、

・年齢層

・なぜ転職しようと思っているのか

みたいなところをできるだけ詳細に定義すればよかったなあという反省です。だらだら同じような募集案件を連投していても効果は薄かったです。

転職顕在層に会えない

・これは正直僕らのせいなのか、Wantedlyの登録ユーザーの属性なのか、わからないですが

「今すぐ転職を考えている」という層がかなり少ないように感じました。

長期的な採用戦略として潜在層にタッチし続けるというのはすごくいいのですが、短期的に募集したいときに顕在層に会えないのはなかなか手痛い。。。

そういう時間軸を見据えて、採用媒体を選ばないとこんなにも違うんだな〜というを痛感しました。

事業の特殊性を訴求できてない

これが一番の反省要因です。

見え方的には「普通の制作会社」という見え方をどうやって払拭していくか。

ができなかったと反省しています。

内部的には「他の制作会社と違う」「それ以外の展開も考えている」というのは共有しているのですが、それをしっかり外に向けて出せなかったのが応募率の低い原因かなと思います。特にWantedlyは事業的にエッジの効いた会社さんが多いので、「その中で如何に埋もれないか」をもっと考えるべきでした。

ブランディングを強く意識し始めたのも、このような失敗をしたのが大きかったです。そういう意味では学びになったなあと感じています。

今後の方針

というわけで、今後は如何に「楽しそう!伸びそう!」だったり、「なんか他の制作会社とは違うな・・・」というイメージを与えられるかというのを採用においてすごく注意して行こうと思っています。

そういう意味ではスカウトがいいなあと思っていて、募集要項+スカウトで「他のWeb制作会社と違う」という点をダブルで訴求していく方法です。もっと挑戦的な文言も増やしていこうと思っています。
あと過去の職歴によって、スカウト文言の全体的なテイストを変えたりもしています。「制作会社にいた人が引き続き制作会社に転職する」のと「ベンチャーから制作会社に」とは全然刺さるポイントやマインドが違うと思います。総じてもっとターゲットを絞るのが重要かなと。

最後になりましたが、個人的な所感としてはWantedlyは

「長期的・継続的な採用手法 + 事業に分かりやすくエッジが効いている」会社には最適の媒体だと思います。何より自分たちのやり切り度合いによって大きく効果を変えられるのは個人的にはすごく好きです(差別化しやすいので)

別に宣伝するつもりはないのですが・・・笑

なんかいい感じの結論が出たところで締めたいと思います!!笑

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岩田 真

岩田 真

株式会社ユーティル代表。2012年に新卒で株式会社ジャフコに入社。入社から3年間投資部に配属され、数億円単位のベンチャー投資事業に従事。投資先の発掘〜精査〜投資〜価値向上に一貫して従事。2015年4月株式会社ユーティル設立。

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