クリスマスシーズンまで待てない!kintone から項目定義書をエクスポートする機能が欲しい話

西風 陽介 2017/5/31

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制作チーム内における、 kintone を採用したシステム開発案件に関して各人思うところをつらつらと述べるシリーズの、西風ターンです。

項目定義は全ての始まり

システム開発において、

項目定義の作業は初期のフェーズで最も重要なもののひとつ

かと思います。ケースバイケースですが、

・お客様からのヒアリング結果をエクセル/スプレッドシートなどで「項目定義書」としてドキュメントを纏め、その内容を踏まえてデータベースを実装開始する。

・制作過程で項目定義の変更が発生した場合はドキュメントの内容を変更したうえで、実機も併せて変更する。

・もしくは、実機の変更を一旦先行させ、あとからドキュメントへの反映を行う。

というのがあるあるパターンかと思います。

データベースの項目定義が途中でバシバシ変わると影響範囲が大きいので、

項目定義に関わる成果物の作成には、それなりにたっぷりと時間を掛けるのが吉

です。

とはいえ、100%完璧なドキュメントを最初の段階で作り上げるのは難しいので、どこかの段階で

「見切り発車」を行い、実装担当者(エンジニア)の作業を開始させる必要があります。

もうあの子の涙は見たくない

「項目の定義変更したいんだけど…」

と話し掛けると多くの実装担当者(エンジニア)は悲しそうな目でこちらを見つめ返してきます。なので、通常の案件ですと私もかなり項目定義は時間を掛けるのですが、

kintone を採用した開発案件の場合は、個人的にはこの「見切り発車」を意識的に早く

しています。

理由のひとつは、紙の上で議論し続けるよりも、早々にアプリを作成してとりあえず項目を並べ、

「リアルな状態」をお客さんに見せながら議論

したほうが結果として項目定義が早く詳細まで深まるから。

また、議論の結果を受けて項目定義の変更が頻度高く発生したとしても、本職のエンジニアの手を煩わせることなく、私のような

ディレクター職能の人間でも実機の変更作業が自身で容易にできる

から、というのも、「見切り発車」を私がする理由のひとつです。

逃れられない運命

但し、kintone を使ったとしても避けられない、システム開発案件あるあるの問題のひとつが、

「実機の状態とドキュメントの内容との(時にびっくりするくらいの)乖離」

です。

納品時の成果物を纏める際、項目定義書に実機の最新の状態を反映する作業で血反吐を吐いた経験のある方も多いかと思います。

また、ドキュメントのメンテナンスという観点だけでなく、kintone を採用した案件の場合、一通り項目を並べてアプリの状態で一通り議論し組み上げたその状態から、ドキュメントの作成~管理をスタートしたいケースも、個人的には間々あります。

というわけで、とにもかくにも…欲しい!欲しいぃぃぃ!!!

kintone の実機の項目の状態をCSVで吐き出してくれる機能が欲しいぃぃぃぃ!!!!!!!!!

真夏のサンタクロース

kintone では対アプリだけではなく、

環境レベルでの諸々の操作ができる API

も一通り揃っており、これらの API を活用した環境管理系のツールは、サービスとして提供されているものもあれば、自前で作ってらっしゃる制作会社さんも多いかと思います。

例えばで言うと、アールスリーインスティテュートさんの提供されている

gusuku(https://gusuku.io/)

は、かなり素敵なサービスと思われます。

特に、「設計情報ダウンロード機能」

これ。まさにこれが欲しい。

我々もデプロイ周りではいくつか自作のツールはあるのですが、現状ドキュメント周りの効率化のツールは後回しになっております。いい子にしてクリスマスまで待てばサンタクロースが持参してくれる可能性もなくはないですが、自分が一番使う部分でもあるので、そうですね、夏の終わりまでには自分で作ろうかなぁ。

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西風 陽介

西風 陽介

東京大学文学部卒業。 新卒で大手SIに入社。 退職後ITベンチャーで現場業務と経営に携わり、受託開発、自社サービスのリリース~運用、アライアンス業務に従事。 2014年9月コードライン株式会社を設立し、ユーティルと協同で事業運営。

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